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help リーダーに追加 RSS 子どもたちを「正解の呪縛」から解き放て

<<   作成日時 : 2008/06/13 01:47   >>

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これは季刊夏号の文藝春秋「日本への遺言」
杉並区立和田中学校前校長の藤原和博先生の寄稿のタイトルだ。

下記引用
〜「もっと勉強させれば、学力は高まる」
多くの日本人は、そう誤解している。この、おおいなる誤解を解かなければ日本のこどもたちに未来を開くチカラをつけさせることは不可能だ。   



未来の学力とは(OECDが3年ごとに実施しているPISA調査による学力)
成熟社会特有の「正解がひとつではない問題」に対して、万人に通用する「正解のかわりに、自分自身が納得させられるような「納得解」を導きだすチカラである。」

氏はこれを「情報編集力」と呼んでいる。


日本の子どもたちの4割は、「自分の言葉をつかって答えよ」「あなた自身の考え」
という問題にまったく答えられないそうだ。



Kipでは作文の授業がある。

先日は四川大地震をとりあげて、
13年前の阪神淡路大地震を経験した小学6年生の作文を紹介した。

大人であれば、涙なくしては読めない内容である。

この作文に対して設問を2つ

● 彼女の作文を読んであなたの感じたことを書きなさい。

● 震災を経験した人が「失ったものは多かったけれど、この震災を通して得たものも
  たくさんあった」と言っていますが、得たものとはなんだと思いますか。


正解のない問題である。
何を書いてもマルです。  
でも、なかなか書けないのです。


正解が何なのかばかりを訊きたがる受験生。

私はショックを受けました。


小6生の作文ですから、難しいことばもありません。
その時の状況をとてもリアルに、また祖母を失った時の家族の様子を素直に
書き綴っただけのものです。

私たちの心に響いてくる作文でした。


私はその当時の様子を必死でこどもたちに訴えました。

人間はひとりでは生きていけないこと。

作文を書いたこの少女の気持ちになって、考えてみること。

突然両親を失ったこどもが、どんなに辛いかを想像してみること。

自分のこととして考えることができないのです。


四川の大地震の悲惨な状況は毎日、映像で流れています。



「常日頃から習った知識や技術を、自分の経験している世の中の現実と
 関連づけて考えるクセをつけなければならないだろう」と氏は続けている。


日々の生活のなかで、出会う問題を自分のこととして考えさせていく習慣をつけてほしいと
思う。



Kip学伸  塾長 松本衣代

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