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<<   作成日時 : 2008/03/20 02:45   >>

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随分昔に、岐阜城へ行ったことがある。

写真(自分で撮ったものではない)を見ればわかるが、崖の上に築城されている。眺望は素晴らしい。

パノラマのようになっていて、見渡す限り広がっていた、という印象が残っている。

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何で岐阜城へ行ったのかはすでに憶えていないが、近くに行ったついでに寄ったのだと思う。何の知識もないまま訪れ、何の知識も得ることなく帰った。だから記憶は上述した2点、すなわち崖の上にあったことと、眺望のことしかなかった。


今になって思い返すと、あの広がりは平野であるが故だ。事実、岐阜城があるのは濃尾平野である。当時はそんなことを全く考えず、ただ「綺麗だなあ」と間抜けな感想を持っただけだった。


濃尾平野には、木曾川・長良川・揖斐川といった大きな河川が流れ込んでいる。河川が流れ込むのだから土壌は豊かになるわけで、当然、農業に適している。


つまり、人が街をつくるのには適しているわけだ。


こうしたことをふと考えた時、点としてあった記憶が線で結ばれたように思った。



社会は暗記の学科だと言われる。事実、暗記ばかりだ。だから、年代など色々な暗記法がある。


もちろん、そういった暗記術が試験において力を発揮する事は間違いがないが、おおきなところで原理原則を知っていることが長期的な記憶と結びつくのではないだろうか。

地理と歴史は別々に習うが、綿密に繋がっている事象はたくさんある。歴史のなかにあるいは地理のなかに地政学的視点が入ると随分、理解が早くなるのではないだろうか。

たとえば、四大文明をはじめとした古代の文明は「南」が多いのに、歴史がすすむと共に、大都市は「北」に移ってくる。なぜ、そうなのか。


そうした、地理的なことと歴史的な結びつきを大まかにでも知ると、無味乾燥でしかない暗記物も、少し変わって感じられるのではないだろうか。


そういうことを意識して、理科や社会の授業を行っている。






kip学伸 草加教室長・大沢歩

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